繊維壁・綿壁の場合
HOW TO
下地処理
繊維壁・砂壁の場合
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平坦な面であれば、シーラーを表面に塗っていただき(下記行程3)施工可能です。
※シーラーは表面を固める役割をします。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
ボロボロ崩れたり、凸凹がある場合は以下の下地調整をしてから壁紙を貼ってください。
※下記の方法の他に下地の痛みがひどい場合や、土壁の場合などは、既存の壁に薄いベニヤ板を貼ってから 壁紙を張っていただく方法もあります。
※壁がボロボロと簡単に剥がれ落ちる場合は、ヘラなどで表面を掻き落とす必要がある場合もあります。
その後、砂やほこりは固くしぼった雑巾などできれいにふき取ってください。
壁を触っても簡単に剥がれ落ちないようなら、剥がさずに、そのまま下地処理をおこないましょう。
● ボロボロ崩れたり、
凸凹のある繊維壁・砂壁の下地処理
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表面を霧吹きなどで湿らせ、やわらかくします。
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ヘラなどで表面を掻き落とします。
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表面が粉っぽい場合は、マスキングテープなどで養生をして、全面に下地用シーラーを塗ります。
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シーラーが乾燥したら、段差や、凹凸部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。
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パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。
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さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)
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パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「6.パテを塗って」→「7.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。
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平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。