壁紙を個人のものとして自由に楽しむことを教えてくれる英国の女性デザイナー【Deborah Bowness】。 そんな彼女と生み出される作品をご紹介します。
英国のヨークシャー地方で育ったDeborah Bownessは、リーズ大学でサーフェスデザインとテキスタイルを学んだのち、1999年、名門RCA(ロイヤル・カレッジ・オブ・アート)の門をくぐり、プリントテキスタイルの修士号を取得します。RCA在学中、『壁紙』と『壁紙を貼ること』からイメージされる既成概念を覆したいと、行動を開始。Deborahは身近なオブジェクトをアートへ転化させるという、今までになかった新しい価値、スタイルを確立していきます。RCAの卒業インスタレーションで発表した‘Hooks & Frocks’は2007年、スミソニアン博物館群所属のクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館にコレクションされました。
‘Hooks & Frocks’ 左より Frock Yellow+Day Too Chair+Coat Pink+Ballgown Pink
ヴィクトリア&アルバート博物館にコレクションされている 左:Round Drum 右:Semi Drum
施工例 左より Round Drum+Flowery Coolie Pink+Semi Drum+Semi Drum x2 ※右2灯につきましてはお問い合わせください。
Genuine Fake Bookshelf Multi-Coloured
Tiles D White WALLPAPER MUSEUM WALPA / OSAKA併設のWALPA CAFE内(※閉店しました)
左より Spots & Stripes White, pink & blue+Spots & Stripes Pink & yellow+Stripe Grey/Polka Dot Panel Green & yellow+Stripe Pink/Polka Dot Panel Pink & white
日本の住宅に合わせてリサイズされたWALPA EDITIONの「Memphis Wallpaper Collage」。
ベースにStripe Whiteを施工、上にMemphis Wallpaper Collageを重ねています。
こちらは5つのピースがセットになっています。施工例のようにコラージュしたり、バラバラで楽しんだり、Deborahが目指す、彼女の作品と日常の家具や小物が静かに寄り添いながらもユーモラスに相乗効果を生む、そんな意図をぜひ楽しんでみてください。 Deborah Bownessは1999年から、壁紙にまつわることに真摯に向き合い続けている、現代の壁紙デザイナーの先駆者です。 名だたる美術館や博物館にもコレクションされ、作品はアートの域と言えます。彼女は英国のsouth coast、St Leonaldsにあるアトリエで今日も壁紙に向き合っていることでしょう。 頑張った自分へのプレゼントに、憧れのあのブランドのバックを買うように、自分のすぐそばにDeborah Bownessの壁紙を選んでみませんか?好きなものを選び飾るということが毎日に勇気とエネルギーを与えてくれるのではないでしょうか。 Deborah Bownessの壁紙はこちらからどうぞ。