＜SAVE THE DATE！＞したくなるメモリアルなデザイン

2020年1月13日

まずはご挨拶を、、、すっかり遅くなってしまいましたが、 2020年もWALPAのオンラインストア、ブログ、ストアをどうぞよろしくお願いいたします！今回は、年末にご紹介したブランド【SAVE THE DATE PROJECTS】の作品の一部をご紹介します。まずご紹介したいのはこちら。

大きなザトウクジラを中心に、群れを成す魚たち、自由に動く烏賊、浮遊するクラゲ、海水のゆらめきに身を任せる海藻など、まるで海の中にいるような錯覚を抱くこちらのデザイン。＜Nautico 7 Rollos-Ballena クジラの航海（※販売終了）＞です。全体像はこちら。

よーく見ると、タコも隠れています。どの生物も、標本図鑑に登場しそうな精密さ。【SAVE THE DATE PROJECTS】のデザイナーKataの本領が発揮されています。貼り方を工夫すれば、お家がまるで水族館のような雰囲気に。

窓の向こうに深海が広がっているようではありませんか？クジラの航海、いちばん最初にご紹介したのには理由があります。なぜなら、WALPAと【SAVE THE DATE PROJECTS】を繋いでくれた、運命の作品だからです。 WALPA スタッフRが、いつもの日課で、ネットサーフィン（=おもろい壁紙探し）をしていました。日頃から新しいデザインに触れ、情報も集めている私たちが『おもろい！』と思える壁紙をネット上で見つけることは、そうそうありません。そんな中、、、見つけ出してしまったのです！スタッフRが、ある日このザトウクジラに出逢い、心盗まれてしまいました。＜SAVE THE DATE！＞ Rはすぐさまスタッフ内にこのことをシェア、デスクチームがブランドについて調べ、他のデザインもチェック。知れば知るほど、ときめきが膨らみます。 WALPAとして【SAVE THE DATE PROJECTS】をメンバーに迎えたいと満場一致。極東の日本から、スペインはマドリードのスタジオへアプローチ。無事、WALPAのNEW BRANDとして仲間入りすることになったのです。続いてご紹介する作品はこちら。

＜Nautico Marinero Azulejo-Color カジキダマスク・ファンシー＞ダマスク柄といえば植物モチーフが一般的ですが、【SAVE THE DATE PROJECTS】の手にかかればモチーフは海の生物。メインはカジキ、色を添えるのはヒトデ、タツノオトシゴ、烏賊にトビウオ！！！いままでにない発想。いったい、どんな風になるの、、、？心配ありません！

WALPA スタッフR 自宅トイレ

どうでしょうか。カジキがこんなにチャーミングに見えたこと、ありますか？ちなみにこのトイレ、【SAVE THE DATE PROJECTS】を見つけ出したスタッフRの自宅です！＜Nautico 7 Rollos-Ballena クジラの航海＞＜Nautico Marinero Azulejo-Color カジキダマスク・ファンシー＞は"OCEAN COLLECTION"の一部です。 "OCEAN COLLECTION"については、ブログの書き手Tが勝手に妄想（？）していることがあります。デザイナーのKataとプロジェクトマネージャーのSergioは日本が思い出の地で、大阪にも来たようです。（前回のブログ参照）ある日、彼らのinstagramをチェックしていると、ストーリーに日本に旅行をした時のことが投稿されていました。そこには大きな水族館が。「あれは海遊館に違いない！もしかしたら海遊館でプロポーズを！？デザインされている海の生物は海遊館で見たものも含まれているかもしれない！！！」と勝手に身近に感じ、興奮を覚えました。やはり縁があるのだと。内容はスペイン語のため理解できず、また、instagramのストーリーはすでに消えてしまっているため真実は謎のまま。しかし、KataとSergioはロマンをプレゼントしてくれ、またひとつ＜SAVE THE DATE！＞されました。続いては"TROPICAL COLLECTION"より＜Selva Negra 黒い森（販売終了）＞です。

ブラックベースに鮮やかなカラーの生物たち。中でも大きなカメレオンが目を引きます。

また、その周りをよく見てみるとクワガタやミツバチが。こちらはドニャーナ国立公園の生態系からインスパイアを受けデザインされました。ゆくゆくは餌となってしまう運命かもしれない。だからこそ、描かれるものから強い生命力を感じ神秘的な印象を強く受けるのかもしれません。

最後は"DONANA COLLECTION"より＜Donana Paisaje ドニャーナの風景＞

WALLPAPER MUSEUM WALPA / OSAKAのディスプレイ風景

ドニャーナ国立公園の水辺で共存する生物たちがデザインされています。毎年50万羽以上の渡り鳥や水鳥たちが越冬するために訪れる楽園と謳われる場所。世界遺産に登録され保護されていますが、事故などでその生態系が危機にさらされることもあるようです。この美しいドニャーナの風景が、この先もずっと続いていくように共存の道を歩まなければと思わずにはいられない作品です。いかがでしたか？作品4点をピックアップしてご紹介いたしました。デザインにまつわる物語の世界を味わっていただけたでしょうか。他にも魅力的な作品でいっぱい。ぜひ、オンラインサイトでチェックしてみてください。【SAVE THE DATE PROJECTS】の壁紙で＜SAVE THE DATE！＞する日々が増えますように。