下地処理
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SURFACE PREPARATION下地処理
『壁紙を張る前のこの下地はどうしたらいいの!?』という声にお答えします。
壁紙もメイクも下地が大切。きれいな下地で、きれいな仕上がりを目指しましょう。
※下地の種類によって下処理が必要になります。下の各項目をご確認下さい。
あなたの下地をクリック!
壁紙(クロス)下地に貼る

下地が壁紙(クロス)の場合は「下地の壁紙(クロス)を剥がして貼る」と
壁紙が剥がれにくい場合の「下地の壁紙(クロス)を剥がさず、その上に重ね貼りする」、2つの下地処理方法があります。
どちらも平坦な壁面であればパテ処理をせずに、そのまま施工可能です。
● 下地の壁紙(クロス)を剥がして貼る

下地の古い壁紙(クロス)の表面(ビニール層の部分)を剥がしていきます。あまり、深くはがしすぎて下地を傷めないようにしましょう。

壁紙の裏紙が残ったところと剥がれたところの段差には、段差を埋めるようにパテを薄くのばして壁が平滑になるようにしましょう。

パテベラで、段差の部分にのみパテを入れていきます。

パテベラで、余分なパテを取り除きます。

パテが乾燥したら、紙やすりをあてて平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「4.パテを塗って」→「5.ヤスリがけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
● 下地の壁紙(クロス)をはがさず、そのまま重ね貼りする
汚れ防止壁紙や、フッ素コート壁紙など、壁紙が接着しない下地の壁紙もございますので【輸入壁紙サンプル】でお試し頂いてからの施工をおススメいたします。
天井の場合は出来るだけ「剥がして張り替え」をお勧めします。
【重ね張りの注意点】
薄い壁紙や、単色の壁紙を張る場合は、重ね張りをしますと、 下地の凹凸が表面に現れて、凸凹した仕上がりになることがあります。
極力、剥がしてから壁紙を張ることをおススメいたします。

壁紙の上から重ね張りする場合は、剥がれているところは、ジョイントコークやペネットなどで接着補修して下さい。

壁にへこみや段差がある場合は、シーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。 穴が大きい場合は、リペアプレートと合わせてご利用ください。

パテが乾燥したら、紙やすりをあてて、平滑な面を作ります。まだ、段差がある場合は「パテを塗って」→「ヤスリがけ」を繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
ベニヤ板・木下地に貼る

凸凹の無いベニヤ板や木下地の場合、そのまま壁紙を貼っていただけます。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
凸凹がある場合は以下の下地調整を行ってから、壁紙を貼ってください。
● 凸凹があるベニヤ板・木下地の下地調整

つなぎ目や、クギ頭(ビス頭)などの、凹凸や段差がある場合は、平滑な面をパテでつくります。

つなぎ目や、クギ頭(ビス頭)などの、凹凸や段差に、ワイドパテを水で練って、パテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが乾燥したら、紙やすりをあてて、平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「2.パテを塗って」→「3.ヤスリがけ」を繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
ペンキ(塗装)壁に貼る

平坦な壁面であれば、そのまま施工可能です。 施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。 汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。 壁がつるつるした状態の場合、サンドペーパーを使って表面をざらざらにすることによって壁紙の接着力が強まります。 (表面の汚れも落ちるので、一石二鳥です。)
● 凸凹があるペンキ(塗装)壁の下地調整

凹みや段差がある場合はシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが完全に乾いたら、紙やすりをあてて、平滑な面をつくります。
まだ、段差がある場合は「1.パテを塗って」→「2.ヤスリがけ」を繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
化粧(プリント)合板下地に貼る

凸凹のない化粧合板下地の場合、ツルツルした面に壁紙がしっかり接着しないので、
ヤスリで表面を粗らして頂き、そのまま貼ることができます。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
溝などのある化粧合板の場合は、以下の下地調整を行ってください。
● 溝などがある化粧(プリント)合板の下地調整

壁がつるつるした状態では、壁紙は貼れません。80~100番程度の紙やすりを使ってこすり、表面をざらざらにしてください。

壁に凹みや段差がある場合は、シーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテを入れてください。

パテが乾燥したら、紙やすりをあてて、平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「2.パテを塗って」→「3.ヤスリがけ」を繰り返します。

最後に化粧合板用下地直しを塗り、下地への接着性を高めてから、壁紙を張るのがベターです。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
石膏ボード下地に貼る

凸凹の無い石膏ボードの場合、特に表面の下地処理をせず、そのまま貼っていただけます。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
下地がビス穴や、凸凹のある石膏ボードの場合は、以下の下地調整を行ってください。
● 凸凹がある石膏ボードの下地調整

つなぎ目や、クギ頭(ビス頭)などの、凹凸や段差は、パテで、平滑な面をつくります。
壁面よりも飛び出た、クギ頭などは、しっかり打ち込んでおきましょう。

ワイドパテを水で練って、パテ処理を施し、壁を平らにします。

パテが乾燥したら、紙やすりをあてて、さらに平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「2.パテを塗って」→「3.ヤスリがけ」を繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
ジプトーン天井に貼る

平坦な面であれば、そのまま施工可能です。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
凸凹をパテ処理し施工して頂くと、よりきれいに仕上がります。
● ジプトーン天井の下地調整

つなぎ目や、クギ頭(ビス頭)などの、凹凸や段差は、水性シールパテで、平滑な面をつくります。
壁面よりも飛び出た、クギ頭などは、しっかり打ち込んでおきます。

パテが完全に乾いたら、紙やすりをあてて、平滑な面をつくります。
まだ、段差がある場合は「1.パテを塗って」→「2.ヤスリがけ」を繰り返します。返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
コンクリート・モルタル壁に貼る

平坦な壁面であれば、そのまま施工可能です。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
汚れが取れにくい場合は、中性洗剤を薄めたものでしっかり拭き取りましょう。
ボロボロと下地が粉っぽい場合は、シーラー処理、凸凹がある場合はパテ処理をするとよりきれいに施工できます。
※シーラーは表面を固める役割をします。
● ボロボロと下地が粉っぽいコンクリート・モルタル壁の下地処理

表面が粉っぽい場合は、マスキングテープなどで養生をして、全面に下地用シーラーを塗ります。

シーラーが乾燥したら、段差や、凹凸のある部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。

さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)

パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「4.パテを塗って」→「5.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
漆喰(しっくい)壁に貼る

平坦な面であれば、シーラーを表面に塗っていただき(下記行程1)施工可能です。
※シーラーは表面を固める役割をします。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
ボロボロ崩れたり、凸凹がある場合は以下の下地調整をしてから壁紙を貼ってください。
※下記の方法の他に下地の痛みがひどい場合や、基礎が土壁の場合などは、既存の壁に薄いベニヤ板を貼ってから 壁紙を張っていただく方法もあります。
※壁がボロボロと簡単に剥がれ落ちる場合は、ヘラなどで表面を掻き落とす必要がある場合もあります。
その後、砂やほこりは固くしぼった雑巾などできれいにふき取ってください。
壁を触っても簡単に剥がれ落ちないようなら、剥がさずに、そのまま下地処理をおこないましょう。
● ボロボロ崩れたり、凸凹のある漆喰(しっくい)壁の下地処理

表面が粉っぽい場合は、マスキングテープなどで養生をして、全面に下地用シーラーを塗ります。

シーラーが乾燥したら、段差や、凹凸のある部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。

さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)

パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「4.パテを塗って」→「5.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
※この方法の他に、下地の痛みがひどい場合や基礎が土壁の場合などは、 既存の壁に薄いベニヤ板を貼ってから、壁紙を張っていただく方法もあります。
砂壁・じゅらく壁に貼る

平坦な面であれば、シーラーを表面に塗っていただき(下記行程1)施工可能です。
※シーラーは表面を固める役割をします。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
ボロボロ崩れたり、凸凹がある場合は以下の下地調整をしてから壁紙を貼ってください。
※下記の方法の他に下地の痛みがひどい場合や、基礎が土壁の場合などは、既存の壁に薄いベニヤ板を貼ってから 壁紙を張っていただく方法もあります。
※壁がボロボロと簡単に剥がれ落ちる場合は、ヘラなどで表面を掻き落とす必要がある場合もあります。
その後、砂やほこりは固くしぼった雑巾などできれいにふき取ってください。
壁を触っても簡単に剥がれ落ちないようなら、剥がさずに、そのまま下地処理をおこないましょう。
● ボロボロ崩れたり、凸凹のある砂壁・じゅらく壁の下地処理

表面が粉っぽい場合は、マスキングテープなどで養生をして、全面に下地用シーラーを塗ります。

シーラーが乾燥したら、段差や、凹凸のある部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。

さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)

パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「4.パテを塗って」→「5.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
繊維壁・砂壁に貼る

平坦な面であれば、シーラーを表面に塗っていただき(下記行程3)施工可能です。
※シーラーは表面を固める役割をします。
施工面がヤニやホコリなどで汚れている場合は、固くしぼった雑巾で拭き取ってください。
ボロボロ崩れたり、凸凹がある場合は以下の下地調整をしてから壁紙を貼ってください。
※下記の方法の他に下地の痛みがひどい場合や、基礎が土壁の場合などは、既存の壁に薄いベニヤ板を貼ってから 壁紙を張っていただく方法もあります。
※壁がボロボロと簡単に剥がれ落ちる場合は、ヘラなどで表面を掻き落とす必要がある場合もあります。
その後、砂やほこりは固くしぼった雑巾などできれいにふき取ってください。
壁を触っても簡単に剥がれ落ちないようなら、剥がさずに、そのまま下地処理をおこないましょう。
● ボロボロ崩れたり、凸凹のある繊維壁・砂壁の下地処理

表面を霧吹きなどで湿らせ、やわらかくします。

ヘラなどで表面を掻き落とします。

表面が粉っぽい場合は、マスキングテープなどで養生をして、全面に下地用シーラーを塗ります。

シーラーが乾燥したら、段差や、凹凸部分にシーラーとパテの両方の効果を持った水性シールパテでパテ処理をして、壁を平らにしてください。

パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。

さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)

パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「6.パテを塗って」→「7.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
タイル張りの壁に貼る

凸凹をパテ処理し施工して頂くと、よりきれいに仕上がります。
※火の気があるキッチンのコンロ前の壁や、お風呂など常に水のかかる場所のタイルには貼らないでください。
● タイル張りの壁の下地処理

タイルの目地の段差を埋めるように水性シールパテで、平滑な面をつくります。

パテが完全に乾いたら、一度紙やすりをかけます。

さらにもう一回パテを塗ります
(2回塗り)

パテが乾燥したら、さらにヤスリで平滑な面を作ります。
まだ、段差がある場合は「4.パテを塗って」→「5.ヤスリかけ」を平坦になるまで繰り返します。

平滑な面ができましたらパテの粉を取り除き、強力のりで壁紙を張ります。
金属・ガラス・プラスチック面に貼る

金属やガラスなど吸水性がなくつるつるした面にも壁紙は貼れますが、
剥がれやすいので、よりきれいに仕上げたい場合は粘着シートがおすすめです。
● 金属・ガラス・プラスチック面に壁紙を貼るときの下地処理

壁面にプラゾールを塗ります。
※非吸水下地に壁紙の接着をよくするための「捨てのり」です。

プラゾールをよく乾かします。

プラゾールが乾いたら強力のりで壁紙を張ります。
壁紙が剥がれてきた場合は、プラゾールで補修してください。

当店の社用車にも壁紙を張ってみました。
壁紙を張った上からニスでコーティングしてあります。