L.Rix Fantasyとは
1893年 ウィーンに生まれたフェリース・リックス(Felice [Lizzi] Rix-Ueno)。日本人と結婚して上野リチとなり、1926年 京都にわたった彼女は、デザイナーとして数々の作品を製作しました。自由奔放ながら優美でのびやかな線、明るく楽しい色の世界を持つ、時を経ても色あせることのないその作品たち。
いま、100年の時を経て、上野リチ・リックスのデザインが『L.Rix Fantasy(エル・リックス ファンタジー)』として復活します。
上野 リチ・リックス
わたしがデザインに対する考え方で
何よりも重視していることは、“ 独創 ”
そして“ 創造、ファンタジー ”です。
ファンタジーとは、形式にとらわれず、
個人の自由な想像によって作りあげらるもの。
“ 個性 ”や“ オリジナリティ”を
わたしはファンタジーと言います。
(1893-1967)
2023年に上野リチ生誕130周年を迎えた彼女の生涯と“ものづくり”におけるこだわりを紹介します。
19世紀初頭に作られた上野リチの壁紙をサーフェス印刷で再現しました。日本にない印刷技術で、木版印刷のような思わずさわりたくなる手作りの味わいが表現されています。
さまざまな印刷技術が誕生し、多くのサーフェス印刷の機械が廃棄されてしまった現代で、この伝統的な多色刷りの印刷技術は、世界でも数社しか再現することができません。
20世紀初頭のアーカイブからインスパイアされ、今も色あせないデザインをあなたの空間に。ここからはデザインのご紹介。
— 花園 (Flower garden) —
花や葉の線の描き方が緻密すぎず抜け感があり
植物に対する視線に優しさを感じるデザイン
全4色展開
— そらまめ (Broad beans) —
そらまめのつるのくるくるとした表情が
自由で楽し気なデザイン
全7色展開
— ポピー (Poppies) —
ポピーと麦の穂の躍動感を感じるデザイン
全3色展開
上野リチの教えの原点となる言葉、
「もっと楽しく」「もっと自然に」「もっと自由に」。
L.Rix Fantasyの壁紙でお部屋も、もっと自然に、自由に、楽しみましょう!