Catherine RoweのHattanから新しい文化をそだてる

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© Catherine Rowe Licensed by Jehane Ltd

Cathrine Roweについてご紹介をした前回。本日は、WALPAで扱うCatherine Roweの商品のひとつ、貼ってはがせるパッチワーク壁紙【Hattan】(ハッタン)についてお話しします。

WALPAを運営する株式会社フィルは製造部門も備えています。製造メーカーとしてまだまだ規模は小さいですが、『必要なときに必要なだけつくる』というスタンスでものづくりに勤しんできました。【Hattan】という自社商品の開発を始めたのは2019年。それは、国連サミットでSDGs(=持続可能な開発目標)が採択され、『ストックを持たない』だけではなく、より進んだ取り組みを行うための商品開発でもありました。WALPAは、貼ってはがせる壁紙の魅力を皆さんに伝え続けています。きれいにはがして他の場所や引っ越し先にまた貼ったり、小物へ転用したり、本当に気に入ったものは長く使い続けたい。SDGsの言葉を耳にする前から、知らずのうちに同様の取り組みをされているWALPANIANの方は少なくないでしょう。でも、残念なことに、社会全体で見ればまだほんの一部。もっと手軽に、環境に負担をかけずに、おもろく壁紙を楽しんでもらえないか?そんな想いを実現すべく生まれたのが、この完全受注生産品【Hattan】です。

【Hattan】は私たち株式会社フィルの近隣県で生産されたMade in JAPANの素材を使っています。レーヨン60%とポリエステル40%からなる不織布で、ふんわりとした薄いフェルトのような素材。この「不織布」という文字、今や生活必需品の『不織布マスク』でよく見かけますね。

【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Flamingo HPCR-05

扱いやすいサイズの45cm角でコンパクト。パッチワークのように簡単に、自由に貼ることができます。さらに、配送される時はもっとコンパクト!折りたたんだ状態でお届け。大きい梱包資材は必要なく、送料のコストも抑えられます。


折られた状態で配送されたら、折り目やシワがついてしまうのでは・・・そんな心配はご無用。それには理由があります。
だって、施工は水に溶かしたのりに浸して貼っていくから!
※2021年10月末に素材をリニューアル。さらにお手軽に、水に浸すだけで貼ることができる壁紙になりました!
一見従来のHattanと何も変わっていないように見えますが、素材の裏に「貼ってはがせるのり」が加工されています。全体を水に浸すことでのりの粘着力が戻り、切手のように貼ることができます。

以下は従来の素材は付属の粉のりで「のり液」を作り、それに浸して貼る方法をご案内しています。現在はのり液を作る手間が省け、さらにお手軽に壁紙を楽しめるようになりました。

のりに浸したら軽く絞って


手で伸ばして貼っていきます。


濡れた洋服をピンと張って乾かすと、シワが伸びるのと同じ原理。【Hattan】が不織布素材でできているからこそ為せる技。のりの主成分はポテトスターチ(じゃがいもの澱粉!)で安全。手についても簡単に洗い流せます。おもろいでしょう?


もちろん簡単にはがせます。はがした【Hattan】を軽く水洗いして、またのりに浸せば繰り返し使えるという優れもの。気分で施工箇所を変えたり、【Hattan】と一緒にお引っ越しは定番になるでしょう。小物遣いももちろんできます。

【Hattan】の魅力は伝わったでしょうか?”ただ”おもろいだけのものではありません。商品化するまでには試行錯誤がありました。”かんたん”にできますが、実験を重ねました。それも当然のこと。そうしなければ、これから先の、新しい未来でのスタンダードにはなれません。わたしたちのこの【Hattan】とエコフレンドリーでサステナブルなビジョンを持つCatherine Roweのデザインは相乗効果を生み、皆さんを次のステップへ導きます。

WALPAはCatherine Roweの【Hattan】から、時代に逆行しない、さらに進んだ新しい文化を育てていきたいと思っています。今日も、オーダーをいただいた【Hattan】のためにプリントマシーンは動きます。新しい文化を浸透させるためにマシーンは動き続けます。皆さんも、その先駆けになりませんか?

【Hattan Pattern】Catherine Roweはこちらからどうぞ。

頭角を現すミレニアル世代、Catherine Rowe

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WALPAにnewcomer、英国のCatherine Roweが登場!
チャーミングでキュート、そしてエネルギッシュでヴィヴィッドなCatherineとCatherineのデザインにゾッコン♡その魅力をお伝えします!

 

© Catherine Rowe Licensed by Jehane Ltd

 

Cambridge School of Artでイラストを学び2013年に卒業したCatherine。若くして大手のクライアントを抱え、2018年には英国リバティ社が開催した「LIBERTY OPEN CALL」で見事受賞者の一人に選ばれました。この「LIBERTY OPEN CALL」、いまや世界で10億人を超えるユーザーがいるInstagram上で行われたオンラインのコンペ。”#LibertyOpenCall”のハッシュタグをつけて投稿された作品の中から選ばれた受賞者に、リバティ・ファブリックスのコレクションでデザイン発表のチャンスが与えられるというもの。受賞者はたった4人。Catherineのデザインは140年を超えるリバティ社の新しいアイコンとなり、飛躍を続けています。スマホやタブレットの画面を通してアピールされたデザインはやがてリバティの生地となり小物となり服となり、より多くの人のもとへ届くようになりました。

彼女のデザインは、幼少期の記憶からインスピレーションを受けていると言います。自然や野生動物への愛、昔話や古くから続くならわし、家族で旅した思い出、ママの持っていたキッチュな犬の置き物…..すべてがCatherineのデザインの源となります。スクラッチボードという繊細な技法を用い手書きでデザインしたものをデジタルで色付け。彫り刻まれたような感触を残し、それを取り込みデジタルで色を与えることによって独特の世界観を表現することに成功しています。スクラッチボード、美術の時間にやったことありませんか?私は黒いスクラッチ皿(?)を削ったのを覚えています。Catherineのような繊細なラインは到底無理でしたが!

 

伝統と現代的なスタイルを巧みに融合させ、時代に即したセンスを持つ彼女。それでは、WALPAで取り扱うCatherine Roweの作品を見ていきましょう。

【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Orange HPCR-01(6枚セット)
13世紀にペルシャ人が南スペインに持ち込むまでは東洋の秘宝と謳われたオレンジ。毎年春になると、15,000本以上のビターオレンジの木がセビリアの街を彩り、まるで天国かのような花の香りを漂わせます。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-04-65x26(65cm×2.6m)
自然界の恵みであり神秘。貝の中で育った豊潤な姿。扇を広げたかのようなスカラップに鎮座するパールがインディゴブルーの中で輝き静寂な世界へと誘います。


【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Lemon HPCR-02(6枚セット)
イタリアの果樹園でもぎ取ったレモン、ガルダ湖周辺でゆっくりと過ごした休日、Catherineの幼い頃の思い出からインスパイアされました。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-03m-65×10 Seahorse mini(65cm×1m)
インドネシア旅行中、フローレス島から漁船でコモド島まで向かったCatherine。サンゴ礁で遭遇したタツノオトシゴ。 その儚さと繊細なフォルムに心を打たれたと言います。またそこへ戻り、新しいデザインのためのスケッチができることを待ち焦がれています。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-06-65×26 Lobster(65cm×2.6m)
アメリカ・メイン州の海岸沿いの町ロックポートでは、何マイルにもわたって最高級のロブスターを楽しむことができると言います。世界的に有名なロブスター・フェスティバルは、毎年8月にこの豪華な海辺の町で開催されています。

 


【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Flamingo HPCR-05(6枚セット)
鮮やかな青い空、暖かい海、フラミンゴの群れ。スプリング・ブレイク・ベイへようこそ!

 

Catherine Roweのデザイン、いかがでしたか?彼女はデザインへのこだわりを見せるだけではなく、現代の環境問題、サステナブルへの取り組みもしっかりと行っています。2021年からは、以前のブログの中でもご紹介したことのあるONE TREE PLANTED」の公式パートナーにもなりました。通常、Catherine Roweの作品はスタジオがあるウエストサセックスから発信され、彼女と同じエコフレンドリーでサステナブルなビジョンを持つロンドンを拠点とした小さな会社で製造されています。この度、Catherine RoweのデザインをWALPAで扱うことができるようになりましたが、特筆すべき点があります。それは≪Designed by Catherine Rowe≫そしてMade in JAPAN≫ということ。製造はWALPAを運営する株式会社フィルが自社でしているのです━━もちろん、大事なデザインがプリントされる素材に私たちもこだわりを持って。このあたりのお話は、次回のブログで。気になる方はこちらから先取りしておいてください!Catherineにパートナーとして選ばれたことを誇りに思います。

Catherineに「あなたの夢のプロジェクトは?」と尋ねると
「真っ白なキャンバスのような家を、自分の壁紙やデザインで埋め尽くすこと!」と答えました。
なんということでしょう。私たちはすぐにこ
のプロジェクトを叶えられてしまいます。自己表現と個性を求める皆さん、”おそろいの部屋 “から抜け出して、遊び心のあるポジティブなアプローチで楽しみましょう!きっと、Catherine Roweのデザインがお役に立ちます。

 

<<<最後におまけ>>>
私の中学時代の美術の作品。Catherine Roweと同じスクラッチの技法を使ったとは思えない出来栄えです(笑)