初心者にもおすすめ、憧れのインテリアスタイル

HOW TO

「かっこいい、お洒落な部屋にしたいけれど、どうしたらいいかわからない。」
「DIYで壁紙を貼ってみたいけれど、どんなものを選べばいいかわからない。」
「インテリア !?右も左もわからない!」
そんな相談を皆さんからよくいただきます。
そこで本日は、スタッフTがオススメする、初めてでも失敗しない、初心者にもぴったりなインテリアスタイルをご紹介します!

それは
『JAPANDIージャパンディ』
です!

 

『JAPANDIージャパンディ』

ここ3年くらいでよく耳にするようになった欧州から発信された新しいインテリアスタイル。

【Japanese(和) + Scandinavian(北欧)】

天然素材を尊び、職人の技術やものづくりに敬意を払うという共通項をベースに、日本の侘び・寂び、北欧のシンプルで機能的なデザインなどのエッセンスを融合させたもの。華美な装飾ではなく簡素で不完全、暖かく落ち着いた暮らしに寄り添うインテリアスタイルです。
言葉にすると、かなりハイセンスで初心者にはハードルが高い、、、と思われるかもしれませんがそんなことはありません!
お寺や古き良き旅館を訪れた時に感じるあの居心地のよさ。清らかで凛とした空気感。とても日本の美学を感じますよね。日本人のDNAに流れる美意識を呼び起こし、北欧のテイストを取り入れ、ハイブリッドなインテリアスタイル・JAPANDIに挑戦してみよう!


 

いったいどんな風にコーディネートすればいい?
ルールは3つ。

①色調は自然界にあるようなニュートラルなアースカラーでまとめる


使用するカラーは3色まで。

インテリアの大きな割合を占める壁面には、強すぎるカラーは選ばず、スパイスで取り入れる程度に。ぜひ日本の伝統色をイメージさせるようなカラーを選んでみて。

壁面:Eso Studio / Tiger Eye / SAGE FWP-ESO-09

 

②家具や小物は天然素材のものをセレクト
木やラタン、石やガラス、レザーや陶器、リネン、コットン、ブラス(真鍮)やコッパー(銅)だってOK。金属系のものを選ぶ時はピカピカすぎるものは選ばない方がおすすめ。
とっておきの花器に枝物の植物を生け込んだり、観葉植物でバランスをとって。川や海で拾ってきた流木なんて印象的!

壁面:NLXL / WEBBING NATURAL BY MR & MRS VINTAGE MRV-20

 

③ごちゃごちゃ物を置かない!(これがいちばん難しい?!)
ミニマルなセレクトに成功あり。家具や小物の配置も縦・横のライン揃えを意識したり、三角形になるようなイメージで小物を配置するとスッキリ見えます。質素で余白感を大切にし、清潔感のある空間を。

壁面:Food Paper にんじん(出典 / 姉妹店 壁紙屋本舗)

 

どんな空間にマッチする?

日本の居住空間で一般的なフローリング。フローリング=”木”と捉えれば、JAPANDIを構成するエレメントのひとつ。ということは、リビングでもダイニングでも寝室でもどこでも挑戦しやすい。和室があればラッキー!欧米ではコーディネートできない一歩進んだJAPANDIスタイルに挑めます。和室をリフォームした洋室にもぴったり。

 

JAPANDI styleを叶える壁紙

JAPANDIスタイルを実現させるのに一役買うのが壁紙。
壁面は空間の大きな割合を占めています。一部を変えるだけで雰囲気が一変!貼ってはがせるのりを使って今のクロスの上から壁紙をDIYすれば憧れのインテリアスタイルに一気に近づけますよ。
ポイントを押さえた壁紙をいくつかご紹介します。


ウッドパネルや、JAPANDIと時を同じくしてヨーロッパ市場で人気のラタン編みがデザインモチーフ

NLXL / CANE WEBBINGシリーズ

 

スクラップ材や廃棄物を新たなプロダクトへと生まれ変わらせる奇才PIET HEIN EEKが、木片を高い技術で加工する寄木細工を新たに解釈

NLXL /TIMBER STRIPS WALLPAPER Teak on black TIM-01

 

自然界からインスピレーションを受け、サスティナビリティに焦点を当て創作活動を行うEso Studioがデザインする“砂”がテーマ

Eso Studio / SAND STRIPE / GREY FWP-ESO-06

 

古い楽譜紙をランダムに切り貼りし、折ジワの質感はそこに刻まれた経年による痕跡が感じとれるデザイン

NLXL / REMIXED WALLPAPER BY ARTHUR SLENK REM-01

 

日本の伝統工芸【和紙】に魅せられデザインされたその名も『WASHI WALLPAPER』

NLXL LAB / WASHI WALLPAPER BY PIET BOON / PIB-10

 

いかがでしたか?根強い人気がある北欧インテリアと和の融合。
セレクトする小物は北欧の代表的なブランド、ittalaやArabia、marimekko、Artekの家具にYチェア、日本のモダンデザインの代表格イサム・ノグチの照明、剣持勇の椅子…など夢は広がりますね。あ、ごちゃごちゃ物を置かないのがJAPANDIの
鉄則でした。お気をつけください。
marimekkoといえば、最近シールタイプの壁紙が登場しています。小物に貼ってJAPANDIの空間にそっと忍ばせてみてもいいかも。下の画像はチェストに貼っています。

 

壁面:NLXL / SQUARE WEBBING MAPLE BY STUDIO RODERICK VOS VOS-15
チェスト:marimekko × NU WALLPAPER / Beige Pieni Unikko / MKS4495

 

日本人の感覚で北欧のエッセンスを取り入れ、クールで心和むインテリアスタイル『JAPANDI』にぜひ壁紙から始めてみてください。ご相談はお気軽にWALPAまで。

五感に響くデザイン、Elli Popp

CREATOR

Katja Behreがデザインするブランド『Elli Popp』。
彼女のデザインと出会えば、その独特な世界観に心奪われ、陶酔してしまうことでしょう。そんなElli PoppのMuralコレクションが仲間入りしました。

 

  Elli Poppデザイナー:katja Behre

Elli Poppは、ドイツ生まれのKatja Behreがイギリス・ロンドンで設立したブランド。自然界から影響を受けた彼女は、都市化が進む現代社会の中で、エレガントでありながらコンテンポラリーなモチーフを用いてノスタルジックなやすらぎを与えてくれます。色、形、テーマをバランスよく融合させたネオロマンチックなデザインが特徴です。

それでは、Elli PoppのMuralコレクションの一部を紹介していきます。

Velvet Underground PM174-01 mica
苔と並んで地球上で最も古くから生息する植物のひとつ、シダ。
恐竜の卵が孵化する2億年も前から悠久の時を大地に根差しつづけています。

Issey – Nymph of the waters-Grey blue PM162-01 mica
奥深く池の底に潜り込み、深淵に広がる神秘と睡蓮の静寂。水の中の夢。

Bamboo Breeze-Red PM165-05 mica
東洋の美術や、日本に根付く”侘び・寂び”の文化に影響を受け、現代的な解釈を。

We are Stardust-Pink PM171-01 mica
果てしなくつづく無限の宇宙。これまでもこれからも、輝きつづける。わたしたちは星屑のかけら。

Wise pond-A frog jumps-Green PM164-07 mica
熱帯雨林に生茂るバナナリーフ。写真のような陰影をもち、鬱蒼とした茂みへ誘います。

Dusk – The sound of water-Blue PM163-02 mica
アマゾンの奥深く、まだ未踏の地。誰も知らない場所で植物は茂り、滝は落ちる。

 

Elli poppのデザインはいかがでしたか?色彩心理学の特別なトレーニングを4年にわたり受けたというKatja。色彩に込められた意味や雰囲気、印象を探り、物語や隠された要素を組み合わせることで、単なる装飾のパターンではないデザインを生み出しています。彼女のデザインから感じるノスタルジーや幽玄さは、緻密な層を重ねているからこそ漂い、気配を感じ五感に響くのです。Elli PoppのMuralコレクションは表面が、マイカ(雲母)という光沢がありとても美しい素材。マイカは板状結晶の鉱物です。Elli Poppの作品の表層を彩るのにぴったりの素材だと思いませんか?ぜひ、皆さんの大切な場所にElli Poppの壁紙を重ねてみてください。
壁紙シミュレーションアプリWall Changer WALPAでElli Poppの壁紙の試着が出来るのでお忘れなく。以下動画はスマホでElli Poppの壁紙を実際にシミュレーションしているところです。参考にしてくださいね。

Elli Poppの壁紙はこちらからどうぞ。

Louise Bodyから受け継いだバトン

CREATOR

Photo;Tim Cantrell

『壁紙デザイナーから、画家への転向を決めたの——』2020年、英国のLouise Bodyから知らせが届きました。2003年に自身の会社を立ち上げ、素晴らしい壁紙を世に送り出し続けてきた彼女からのメッセージは突然で、Louise Bodyの壁紙を愛している私たちWALPAには、少し残念なお知らせでした。しかし、彼女のこの決心は、絵を描くことに全てを注ぎたいという子供の頃から燃やし続けた情熱を、これから先の人生をかけて全うしていくという覚悟のあらわれです。そんなLouise BodyをWALPAはもちろん応援します!

彼女が絵画に専念することを決意した2020年、WALPAを運営する株式会社フィルでは以前のブログでもご紹介した【Hattan】という自社商品を発表しました。私たちが自信を持って、これからのニュースタンダードを目指すこの商品、そして、WALPAが愛し続けているLouise Bodyのデザインたち。これらを融合させることはできないか。思い切って、そんな想いを伝えてみたところ、嬉しい返事が!
この度、Louise Bodyで人気の「Paper Tiles」シリーズから10デザインが取り扱えることになりました。3つのアイテムが選べて、そのうちのひとつは床材、キッチンマットが登場です。

 

拭けるキッチンマット【Sheete me!】

Louise Body / Sheete me!

Louise Bodyのあの素敵なデザインが、床材でも楽しめるようになるなんて!

【Sheete me!】Louise Body / Old Blue

【Sheete me!】Louise Body / Patchwork Pink

お手入れもカンタン、水はねや油汚れもサッと拭くことができます。
サイズは【96cm×46cm】【192cm×46cm】【240cm×46cm】【288cm×46cm】の4種類。目的に合わせてお好きなサイズをお選びください。また、サイズ調整したい場合は、ハサミでカットもできます。

【Sheete me!】Louise Body / Mixed Folk

厚みは2mm、キッチンマットだけではなく、敷物のように使ったり、ランチョンマットとして使ってみてもいいかも。

 

貼ってはがせるシール壁紙【Hatte me! Square】

Louise Body / Hatte me! Square

42cm角で小さめサイズの6枚セット、家具や小物、水廻りにもおすすめ。壁一面に貼り並べれば、この存在感!

【Hatte me! Square】Louise Body / Patchwork Jade HMSQ-LBY07

【Hatte me! Square】Louise Body / Dahlia HMSQ-LBY02

タイル柄なので、目地を合わせて貼っていくだけで柄合わせOK。施工も簡単。水にも強いので、ビクトリアンタイルに囲まれたお風呂(!)なんて夢も叶っちゃうかも。

 

最後にご紹介するのは、
貼ってはがせるパッチワーク壁紙【Hattan】

Louise Body / Hattan Pattern

45cm角6枚セット。【Hattan】はやわらかなフリース素材で、色合いも【Sheete me!】や【Hatte me!】に比べると落ち着いたトーンになり、優しい印象を演出できます。

【Hattan Pattern】Louise Body / Patchwork Grey HLBY-10

【Hattan Pattern】Louise Body / Orange Rose HLBY-05

45cm角でこちらも柄合わせはカンタン。グレー調のタイルはモダンな雰囲気作りにも一役買います。オレンジとイエロー調のタイルはプロヴァンスや南イタリアの風を感じられそう。

 

Louise Bodyの「Paper Tiles」はいかがでしたか?ビクトリアンタイルをモチーフに、彼女の繊細なデザインとカラーリング。アンティークのタイルは手に入れるのが大変ですが、Louise Bodyのデザインなら、スマホで、PCで、すぐに注文できます。タイルモチーフはキッチンにもぴったり。Louiseの自宅のキッチンにも「Paper Tiles」のひとつが貼られているそう。思い切って真似しちゃいましょう!

Louis bodyの自宅キッチン

 

壁紙だけでなく画家として幅を広げた彼女のデザインを、Made in Japanのクオリティーで世に出し続けられることは私たちにとってとても光栄なことです。皆さんがLouise Bodyの壁紙と出会う機会を失わせたくないから。そして、Louise Bodyのアトリエをぜひのぞいてみてください。個性的な海辺のプリズムを感じさせる彼女のカラーリングとタッチにはリラクゼーション効果があるように感じます。 近い未来、Louise Bodyが発信する絵画やデザインからバトンを受け継ぎ、 WALPAで持続可能な壁紙への取り組みができるように、WALPAはエールをおくり続けます。

 

Louise bodyの全ての商品はこちらよりどうぞ。

“Wall Changer”日本初上陸

HOW TO

「Wall Changer WALPAはもうインストールしましたか?
壁紙を貼ってみたいけど、どんな風になるのか想像がつかない…
部屋に貼ったときのシミュレーションが見たい…
そんなリクエストにお応えして、新しいアプリ「Wall Changer WALPAがリリースされました。
まだダウンロードしていない?そんな方は、まずはダウンロード!

使い方はこちらよりどうぞ!

アプリ内にはモデルルームの画像も用意されているので、イメージに近いものを選択してすぐに試してみることができます。用意されている画像の中から4点、シミュレーションしてみましょう。

 

Dinning room image
【Before】


【After】

FEATHR / Sparking sea(取扱可能です。お問い合わせください。)

リゾートをテーマにシミュレーション。いわゆる、”リゾートっぽい感じ”では物足りない。光を受けて反射する海面をすぐ隣に。あなたのダイニングはどこのリゾート地につながっていますか?壁紙と想像力があれば、世界中、どこへでも行けます。

 

Kids room image
Before
【After】

HIBOU HOME / Starry Sky HH01203 (indigo/Gold)

大好きなアウトドアに行きたくて、うずうずしているキッズたちに向けて海外の雑誌で見かけるようなキュートなキッズルーム。かわいい満点の星空の下で、毎日キャンプ!

 

Living room image
Before

【After】

rasch / 937404

インテリアにはこだわりがあるけれど、柄物はちょっと、、、という方へのシミュレーション。プレーンな壁紙を貼るだけでもこんなに素敵。インテリア雑貨として人気の真鍮やゴールドにもぴったりのスモーキーなピンクはいかが?

 

Living room image
【Before】

After

koziel / Papier peint panoramique jardin d’hiver serre grise LPV032

せっかく壁紙を貼るならダイナミックに!そんな方へ贈ります。白かったただの壁が、壁紙を貼るだけでこんなに奥行きが出て、ビクトリア時代のアンティークな温室に。壁は大きなキャンバスのように好きなデザインを飾ることができます。

 

シミュレーション、いかがでしたか?モデルルームの画像だけでなく、実際の空間で試してほしい。なぜなら、今回新しくリリースしたこのアプリ、すごい機能があるのです。それは、空間にあるものを認識して、家具などを自動的にくり抜いてくれる(!)というもの。しかし、撮影条件や環境によって不完全になったり、どうしても実際の寸法と整合性が取れない場合などもあります。ということで、このブログの書き手の住まう部屋のレトロなユニットバス、NU WALLPAPER / NU2920を施工しているので、シミュレーションと実物の違いはどうなるか検証してみました。

結果はこちら。

実際のサイズよりデザインの縮尺が小さくなっています。ですが、おおよその雰囲気は掴めますね。そして、窓枠の部分は見事にくり抜けています。

少しでもリアルに近づけるためにWall Changer WALPAで実際に壁面を撮影するときのポイントがあります。カメラのレンズは傾斜させず、壁と平行に構え、天井と床の中心点の高さで撮影します。その際、四方の入隅を入れて対象壁面全体を撮影するようにするとより正確に再現できるでしょう。ぜひ意識してみてください。

わざわざ大掛かりなシミュレーションを使わずとも、カンタンに壁紙の試着ができます。暮らしているお部屋そのままで、壁紙の試着ができるなんて、夢の世界が到来したかのよう。新居の内見に行った際、「スマホでパシャリ☞Wall Changer WALPAでシミュレーション☞引越し前に壁紙を選ぶ」のは当たり前になるかもしれませんね。壁紙のカタログも日々アップデートされていますのでお楽しみに。

壁紙のFitting Roomで試着は済まされましたか?シミュレーションでイメージとサイズ感の最終確認を終えたら、実際に壁紙はりをEnjoyしてください。リアル空間に勝るものはありません!

Catherine RoweのHattanから新しい文化をそだてる

CREATOR

© Catherine Rowe Licensed by Jehane Ltd

Cathrine Roweについてご紹介をした前回。本日は、WALPAで扱うCatherine Roweの商品のひとつ、貼ってはがせるパッチワーク壁紙【Hattan】(ハッタン)についてお話しします。

WALPAを運営する株式会社フィルは製造部門も備えています。製造メーカーとしてまだまだ規模は小さいですが、『必要なときに必要なだけつくる』というスタンスでものづくりに勤しんできました。【Hattan】という自社商品の開発を始めたのは2019年。それは、国連サミットでSDGs(=持続可能な開発目標)が採択され、『ストックを持たない』だけではなく、より進んだ取り組みを行うための商品開発でもありました。WALPAは、貼ってはがせる壁紙の魅力を皆さんに伝え続けています。きれいにはがして他の場所や引っ越し先にまた貼ったり、小物へ転用したり、本当に気に入ったものは長く使い続けたい。SDGsの言葉を耳にする前から、知らずのうちに同様の取り組みをされているWALPANIANの方は少なくないでしょう。でも、残念なことに、社会全体で見ればまだほんの一部。もっと手軽に、環境に負担をかけずに、おもろく壁紙を楽しんでもらえないか?そんな想いを実現すべく生まれたのが、この完全受注生産品【Hattan】です。

【Hattan】は私たち株式会社フィルの近隣県で生産されたMade in JAPANの素材を使っています。レーヨン60%とポリエステル40%からなる不織布で、ふんわりとした薄いフェルトのような素材。この「不織布」という文字、今や生活必需品の『不織布マスク』でよく見かけますね。

【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Flamingo HPCR-05

扱いやすいサイズの45cm角でコンパクト。パッチワークのように簡単に、自由に貼ることができます。さらに、配送される時はもっとコンパクト!折りたたんだ状態でお届け。大きい梱包資材は必要なく、送料のコストも抑えられます。


折られた状態で配送されたら、折り目やシワがついてしまうのでは・・・そんな心配はご無用。それには理由があります。
だって、施工は水に溶かしたのりに浸して貼っていくから!
※2021年10月末に素材をリニューアル。さらにお手軽に、水に浸すだけで貼ることができる壁紙になりました!
一見従来のHattanと何も変わっていないように見えますが、素材の裏に「貼ってはがせるのり」が加工されています。全体を水に浸すことでのりの粘着力が戻り、切手のように貼ることができます。

以下は従来の素材は付属の粉のりで「のり液」を作り、それに浸して貼る方法をご案内しています。現在はのり液を作る手間が省け、さらにお手軽に壁紙を楽しめるようになりました。

のりに浸したら軽く絞って


手で伸ばして貼っていきます。


濡れた洋服をピンと張って乾かすと、シワが伸びるのと同じ原理。【Hattan】が不織布素材でできているからこそ為せる技。のりの主成分はポテトスターチ(じゃがいもの澱粉!)で安全。手についても簡単に洗い流せます。おもろいでしょう?


もちろん簡単にはがせます。はがした【Hattan】を軽く水洗いして、またのりに浸せば繰り返し使えるという優れもの。気分で施工箇所を変えたり、【Hattan】と一緒にお引っ越しは定番になるでしょう。小物遣いももちろんできます。

【Hattan】の魅力は伝わったでしょうか?”ただ”おもろいだけのものではありません。商品化するまでには試行錯誤がありました。”かんたん”にできますが、実験を重ねました。それも当然のこと。そうしなければ、これから先の、新しい未来でのスタンダードにはなれません。わたしたちのこの【Hattan】とエコフレンドリーでサステナブルなビジョンを持つCatherine Roweのデザインは相乗効果を生み、皆さんを次のステップへ導きます。

WALPAはCatherine Roweの【Hattan】から、時代に逆行しない、さらに進んだ新しい文化を育てていきたいと思っています。今日も、オーダーをいただいた【Hattan】のためにプリントマシーンは動きます。新しい文化を浸透させるためにマシーンは動き続けます。皆さんも、その先駆けになりませんか?

【Hattan Pattern】Catherine Roweはこちらからどうぞ。

頭角を現すミレニアル世代、Catherine Rowe

CREATOR

WALPAにnewcomer、英国のCatherine Roweが登場!
チャーミングでキュート、そしてエネルギッシュでヴィヴィッドなCatherineとCatherineのデザインにゾッコン♡その魅力をお伝えします!

 

© Catherine Rowe Licensed by Jehane Ltd

 

Cambridge School of Artでイラストを学び2013年に卒業したCatherine。若くして大手のクライアントを抱え、2018年には英国リバティ社が開催した「LIBERTY OPEN CALL」で見事受賞者の一人に選ばれました。この「LIBERTY OPEN CALL」、いまや世界で10億人を超えるユーザーがいるInstagram上で行われたオンラインのコンペ。”#LibertyOpenCall”のハッシュタグをつけて投稿された作品の中から選ばれた受賞者に、リバティ・ファブリックスのコレクションでデザイン発表のチャンスが与えられるというもの。受賞者はたった4人。Catherineのデザインは140年を超えるリバティ社の新しいアイコンとなり、飛躍を続けています。スマホやタブレットの画面を通してアピールされたデザインはやがてリバティの生地となり小物となり服となり、より多くの人のもとへ届くようになりました。

彼女のデザインは、幼少期の記憶からインスピレーションを受けていると言います。自然や野生動物への愛、昔話や古くから続くならわし、家族で旅した思い出、ママの持っていたキッチュな犬の置き物…..すべてがCatherineのデザインの源となります。スクラッチボードという繊細な技法を用い手書きでデザインしたものをデジタルで色付け。彫り刻まれたような感触を残し、それを取り込みデジタルで色を与えることによって独特の世界観を表現することに成功しています。スクラッチボード、美術の時間にやったことありませんか?私は黒いスクラッチ皿(?)を削ったのを覚えています。Catherineのような繊細なラインは到底無理でしたが!

 

伝統と現代的なスタイルを巧みに融合させ、時代に即したセンスを持つ彼女。それでは、WALPAで取り扱うCatherine Roweの作品を見ていきましょう。

【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Orange HPCR-01(6枚セット)
13世紀にペルシャ人が南スペインに持ち込むまでは東洋の秘宝と謳われたオレンジ。毎年春になると、15,000本以上のビターオレンジの木がセビリアの街を彩り、まるで天国かのような花の香りを漂わせます。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-04-65x26(65cm×2.6m)
自然界の恵みであり神秘。貝の中で育った豊潤な姿。扇を広げたかのようなスカラップに鎮座するパールがインディゴブルーの中で輝き静寂な世界へと誘います。


【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Lemon HPCR-02(6枚セット)
イタリアの果樹園でもぎ取ったレモン、ガルダ湖周辺でゆっくりと過ごした休日、Catherineの幼い頃の思い出からインスパイアされました。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-03m-65×10 Seahorse mini(65cm×1m)
インドネシア旅行中、フローレス島から漁船でコモド島まで向かったCatherine。サンゴ礁で遭遇したタツノオトシゴ。 その儚さと繊細なフォルムに心を打たれたと言います。またそこへ戻り、新しいデザインのためのスケッチができることを待ち焦がれています。

 

【Hatte me!】Catherine Rowe / CARO-06-65×26 Lobster(65cm×2.6m)
アメリカ・メイン州の海岸沿いの町ロックポートでは、何マイルにもわたって最高級のロブスターを楽しむことができると言います。世界的に有名なロブスター・フェスティバルは、毎年8月にこの豪華な海辺の町で開催されています。

 


【Hattan Pattern】Catherine Rowe / Flamingo HPCR-05(6枚セット)
鮮やかな青い空、暖かい海、フラミンゴの群れ。スプリング・ブレイク・ベイへようこそ!

 

Catherine Roweのデザイン、いかがでしたか?彼女はデザインへのこだわりを見せるだけではなく、現代の環境問題、サステナブルへの取り組みもしっかりと行っています。2021年からは、以前のブログの中でもご紹介したことのあるONE TREE PLANTED」の公式パートナーにもなりました。通常、Catherine Roweの作品はスタジオがあるウエストサセックスから発信され、彼女と同じエコフレンドリーでサステナブルなビジョンを持つロンドンを拠点とした小さな会社で製造されています。この度、Catherine RoweのデザインをWALPAで扱うことができるようになりましたが、特筆すべき点があります。それは≪Designed by Catherine Rowe≫そしてMade in JAPAN≫ということ。製造はWALPAを運営する株式会社フィルが自社でしているのです━━もちろん、大事なデザインがプリントされる素材に私たちもこだわりを持って。このあたりのお話は、次回のブログで。気になる方はこちらから先取りしておいてください!Catherineにパートナーとして選ばれたことを誇りに思います。

Catherineに「あなたの夢のプロジェクトは?」と尋ねると
「真っ白なキャンバスのような家を、自分の壁紙やデザインで埋め尽くすこと!」と答えました。
なんということでしょう。私たちはすぐにこ
のプロジェクトを叶えられてしまいます。自己表現と個性を求める皆さん、”おそろいの部屋 “から抜け出して、遊び心のあるポジティブなアプローチで楽しみましょう!きっと、Catherine Roweのデザインがお役に立ちます。

 

<<<最後におまけ>>>
私の中学時代の美術の作品。Catherine Roweと同じスクラッチの技法を使ったとは思えない出来栄えです(笑)

洗練されたデザインの先にあるもの【JILL MALEK】

CREATOR

打ち寄せる波の音、月の満ち欠け、渡り鳥の飛来、雨が降り浸透し循環する水、心臓の鼓動。
自然界で繰り返される様々な事象。それらは大きなエネルギーを生み、私たちの感覚を刺激しています。まるで当たり前のように反復されている一連の動きも、決して一定ではなく、時の経過と共に変容しています。自然や都市の中の流動的なフォルムからインスピレーションを受け、壁紙のデザインを生み出しているデザイナーを本日はご紹介いたします。

 

NYを拠点に活躍するJill Malek。

グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートさせたJill。アートディレクターとしてホテル経営に関わる企業で経歴を重ねた後、自身のクリエイティブな活動と表現を発展させるため、2008年にスタジオを開設しました。
母はチャイルドセラピスト、父は精神病院の薬剤師長、看護師となった兄妹——と人のために尽くす家族に囲まれ育った彼女は、自分の創造性を発揮し身の回りの空間をより良くすることで人の役に立てるのではないかと考えるようになったと言います。

 

そんなJill Malekは、いったいどんなデザインを生み出しているのでしょう。彼女の目に世界は、身の回りの風景は、どのようにみえているのでしょうか。

 

Flux Flaxen
流れ。まさに鳥が流れるように飛ぶ。

Aphrodite Silver
翼の生えた女神が、天高く羽ばたいていく。

Cascade Rain
カスケード。小さな滝が連なって静かに落ちる。

 

Jillが生まれ育ったNYからインスピレーションを受けた作品たち。人々の営み、活動が痕跡となります。

Dinner Party Macchiato
テーブルの染みは楽しかったパーティーの名残。

Voyageur Red Eye
都市から都市へ。多くの人びとが行き交う形跡。

Luci Della Citta Autumn
街の灯り。あかりの先にはそれぞれの生活がある。

Jill Malekが向き合うひとつのモチーフ。それは緻密に計算・構成され、デザインとなります。デザインモチーフはスケールを変化させ動きを出し、時間の経過をも感じることができます。光沢のあるインクを多用しハンドシルクスクリーンでプリントを行うことが、より質感を出し表情を与え、パターンに命を吹き込んでいるのです。
彼女のデザインに向き合うと、その空間の中に引き込まれてしまうような錯覚を覚えます。感じる動きと時間、3次元の感覚なのかもしれませんね。

 

壁紙の”ミミ”と言われる部分でさえ魅力的なJill Malek

本日ご紹介したJill Malekのハンドプリントで生み出される作品たちは、ジョイント施工が必要です。WALPAセレクトの中でも数少ないミミありのブランド。手作業で生み出された美しい作品を、職人さんの手で美しく施工していただけますように。そんな願いを込めて、本日のブログは幕を閉じます。

Jill Malekの全てのデザインはこちらからご覧ください。

胸を張って選べる、WALPAのブランドたち

CREATOR

前回のブログでお話ししたHeimtextil 21/22のトレンド。それは、環境への配慮、持続可能な未来への行動の指針を示したものでした。このトレンド発表以前から、すでにサステナブルなアクションを開始しているWALPAのブランドたち。その取り組みを、発表されたトレンドに沿って、ご紹介します!

 

【Re-purpose×Deborah Bowness】
ハンドシルクスクリーンは、しばしばミスプリントも起こりがち。愛情を込めて生み出したものを捨てるなんてできない。そんな作品を小さなピースにカットアウト。それがDeboraのスタジオで息を吹き返しアソートされた<Scrap paper set>。ゴミにしてしまうのではなく、Deborah Bownessのデザインを愛して、その使い方を楽しんで貰える人の手に渡ればその価値は∞。彼女のポリシーとデザインが詰まったサスティナブルなアクションです。

Deoborah Bowness / Scrap paper
※取り扱い可能です。詳細はお問い合わせください。

 

【Re-wild×mineheart】
自然に還る環境に優しい天然素材を使うと共に、環境汚染産業と言われるファッション業界では化学繊維において再生繊維に注目が集まっています。壁紙のポリエステル素材等も再生素材に変わる日は近いでしょう。自然に還すという意味では、森林保護のFSC認証を受けた商品の流通は当たり前のことになりつつありますが、壁紙1本の販売毎に1本の木を植える<ONE ROLL ONE TREE>の活動をしているブランドがあります。エキセントリックなデザインで定評のあるmineheartです。

mineheart / Wrought Metal Gate Wallpaper
※取り扱い可能です。詳細はお問い合わせください。

ルワンダやケニア、エチオピアの農園に自分達の壁紙の資源になる木を植えることで、二酸化炭素の排出の低減、森林破壊スピードの減速をし持続可能な方法で調達された紙を原料に壁紙の製造をしています。そしてアフリカでの森林農業を推奨することにより現地の生活改善にも貢献し、持続可能な未来の創造に取り組むプロジェクトです。

ONE TREE PLANTED

 

 

【Re-inforce×chiffon sols】
搬送エネルギーを軽減できるコンパクトで軽量なEU100%のフロアタイルchiffon solsが今年WALPAからリリースされました。軽量だけどヤワじゃない、土足歩行にも耐えられるサーフェスが自慢です。もし様々な生活環境の中でフロアタイルが損傷しても部分的な張り替えがOKなので最小限のメンテナンスができます。また循環型エネルギーの採用をしているこちらの製造ファクトリーが先進的。現時点で電力はソーラーパネル、工場内で排出された環境汚染物質は社内で浄化し、廃棄物はリサイクルをしていてゴミは一切出さないという取り組みを行っていますが、2040年までに100%の完全達成を目指しているそう。持続可能な環境の中で産まれたフロアタイルだから安心です。

chiffon sols

 


【Re-vive×Graham&Brown】
使い捨てはやめて、代々引き継ぐことのできるクオリティーでメンテナンスが可能なものを取り入れていきましょう。安いから捨ててもいいという感覚で大量生産のものを買う時代は終わりました。もう一度古き良き時代に戻って、おさがりの精神を大事にしてみませんか。例えばおばあちゃんの大切に着ていた着物をお母さんがワンピースに仕立て直し、娘のサロペットにリメイクしたなんて素敵なお話があります。素材やデザインの力で、受け継がれたその時代に即した持続可能な使用ができるのです。壁紙も紙やビニルより少し高価な素材にはなるけれど、ダイレクトフリースをチョイスしてみて。フリース素材の壁紙は貼ってはがせて、また違う壁に貼り替えたり、小物にもリユースできる優れもの。そしてダイレクトフリースの壁紙はその経年による色褪せさえもヴィンテージな味わいに。貼ってはがせる魔法ののり【スーパーフレスコイージー】とダイレクトフリースの壁紙で今の時代にふさわしいインテリアに挑戦してみましょう。

GRAHAM&BROWN / Imperial Orange 104552

 

WALPAが取引をしている世界のブランドは、サステナブルへの取り組みが進んでいます。本日ご紹介できたのは、ほんの一部。使われている原材料に目を向けることはもちろん、廃棄物、リサイクルへの取り組み、製造方法自体の見直しなど、多角的にアプローチしています。なぜなら、その行動こそが未来を作っていくから。これから先もずっとおもろいものを皆さんのもとへお届けできるように。そのおもろさを体験してもらうために。サステナブルが叫ばれている今、憂慮してしまい選ぶことを躊躇してしまうことがあるかもしれません。でも大丈夫、WALPAのパートナーたちの大事な商品、胸を張って選んでください!

Nothing New Everything New —Heimtextil 21/22

CREATOR

毎年1月にドイツ・フランクフルトで開催される世界最大のホームテキスタイル見本市「Heimtextil」(ハイムテキスタイル)。ハイムテキスタイルでは布製品だけでなく、室内を彩るさまざまな製品や技術、壁紙ももちろん出展されています。
何より、ハイムテキスタイルで毎年発表されるトレンドが業界の指針となっていくため、世界中から出展者、来場者共に集まり、WALPAももちろん毎年参加しています。
そんな影響力を持つハイムテキスタイルですが、世界中が
新型コロナウィルス感染拡大の危機に直面している今、2021年は開催中止が発表されました。会場に赴き、現地で最先端のおもろいものと出会えないのは残念ではありますが、それは世界中みんな一緒。見本市の開催はありませんが、2021年のトレンドが発表されています。今や指先ひとつで世界のトレンドを掴むことができるようになりました。
今回のブログは、WALPAのフィルターを通したHeimtextil 21/22 トレンドのご紹介です。

 

Heimtextil 21/22のテーマは
「Nothing New  Everything New」

「新しいものはないけど すべて新しい」—とても本質的な提案です。
現代社会はものに溢れ飽和状態とも言えるのではないでしょうか。
あたらしい何かを求めるのではなく、今あるもの身近なものに目を向けてみよう。着眼点、次元、レイヤーを変えてみよう。コロナ禍で当たり前だった生活スタイルの大転換が受け入れられてきているように、「トレンド」という捉え方自体を見直し、新しいものとは何かを再定義しようということではないでしょうか。私たちが生きているこの時代がトレンドを生み、未来をつくっていくのです。

 

まずはHeimtextil 公式のvideoをご覧ください。

 

どんな印象をもたれましたか?
それでは「Nothing New Everything New」をテーマに発表された4つのトレンドを見ていきたいと思います。


まずは
[Re-purpose]

© SPOTT for Heimtextil, Messe Frankfurt GmbH / Photofrapher: Andreas Houmann

1)Re-purpose From Creator To Curator
既存のものを組み合わせ、編集、調整することで新しいものへ。例えば、昔からとってあったお気に入りのハギレ、大切なレースのリボン、古着屋で買ったデッドストックのデニム、それら
をどう活用するのか。再構成して新しい目的、価値を与える。
カラースキームは、深みのあるカラーと明るいニュアンスカラーで構成されノスタルジーを感じさせる優しい印象。

 

続いては
[Re-wild]

© SPOTT for Heimtextil, Messe Frankfurt GmbH / Photofrapher: Andreas Houmann

2)Re-wild From Authentic To Genuie
もはや当たり前になりつつある自然素材。自然素材を選ぶことからさらに進み、素材そのものが自然界の体系に組み込まれる循環型に。リネン、ヘンプ、ジュード、サイザル…リサイクル、アップサイクルできるように加工、そして土に還り再生する。
カラースキームはグリーンとブラウンなどを基調にアースカラー。同系色、同一色相のコンビネーションが美しさを生む。

 

3つ目は
[Re-inforce]

© SPOTT for Heimtextil, Messe Frankfurt GmbH / Photofrapher: Andreas Houmann

3)Re-infoce From Short-lived To Longevity
長く使うために無駄を削ぎ落とし、機能的でシンプルに美しく強く。構成される素材はそもそも耐久性があるものを。機能が価値を生む。一生もの。
カラースキームはオフホワイトからグレー、ブラックのトーン。耐久性に優れ、落ち着いた印象を与えるカラー。

 

最後は
[Re-vive]

© SPOTT for Heimtextil, Messe Frankfurt GmbH / Photofrapher: Andreas Houmann

4)Re-vive From Result To Process
完成品よりそのプロセスを大切に。修繕、修復してよみがえらせる。日本で言うと刺し子や裂織、BOROがわかりやすいイメージでしょうか。綻びを修繕するためのひと針ひと針、その痕跡が技術でありデザインを生んでいます。現代ではリサイクルされた繊維などもその素材に。
カラースキームは明暗のない中間的な色調で軽量で明るいカラー。元気でまとまりのあるイメージに。

 

以上、発表された4つのトレンドには、ずべて『Re』がついています。これは、いまそしてこれから私たちが選び、向き合って行かないといけない価値観でありスタイルではないでしょうか。2015年に国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。「サステナブル」という言葉はファッション業界の取り組みから耳にしたことがある方も多いはずです。このままのやり方を続けていてはいけない、未来を見据え、持続していける行動を取り始めないといけないWALPAの仲間たちももちろん同じ気持ちです。壁紙1ロールの販売につき1本の植樹を行うブランドや、多くの在庫を持たず必要分だけをプリントするブランドなど、真摯な取り組みをしています。この辺りの詳しいお話は次回のブログでご紹介いたします!

 

壁紙は、一見なくてもいいものと思われるかもしれませんが、WALPAはやっぱりそう思えません。壁紙は生活を変えるおもろいものです。どのブランドも、想いを込めて大切に大切に壁紙を生み出しています。だから、本当にこれだと思える唯一無二の壁紙と出会って欲しい。そうすれば、壁紙のハギレと言われる余りも捨てられず、何かリメイクに使ったり、新しいアイデアが湧いて思わぬ使い方ができたり、愛着が湧きずっと大切にしたいと思う気持ちが生まれたりするでしょう。
きっと、気づかぬうちに、みなさんが時代をつくるトレンドセッターになっているはずです。

 

 

時を超え、カタチ変えて続いていく美しさ『Tiles』

CREATOR

 

スペイン・バルセロナより世界に壁紙やファブリックを発信しているcoordonné社。
家族経営である同社は2002年に母から息子へバトンが渡され、2019年に創立40周年を迎えました。壁紙部門に変革をもたらしている若いクリエイティブなチームが会社を率いており、インテリア業界へ新しいアプローチを続けています。
そんなcoordonné社のコレクションの中でもおすすめ、『Tiles』をご紹介します!


『TIles』はスペイン・アンダルシア地方の宮殿やバルセロナのガウディ建築などからインスピレーションを受けたタイルのデザインを収録。
どんなデザイン?そもそもなぜ、インスピレーションを受けたり、それがモチーフとなったのでしょうか。

探ってみましょう。


8世紀初頭、ムスリム勢力がジブラルタル海峡を越えイベリア半島を支配。その歴史は約800年間にも及び、強く影響を及ぼします。歴史が進み、再びキリスト教の勢力が盛り返していく中、最後のイスラム王朝が現在のアンダルシア地方グラナダに成立し、アルハンブラ宮殿を造営。西方イスラム文化が開花します。アルハンブラ宮殿は城塞都市であり、内部に様々な施設が建造されています。キリスト勢力に押されイスラム最後の砦として集まってきた芸術家たちは、その技を緻密な幾何学模様や植物の文様、カリグラフィーなどの装飾として余すことなく建造物の随所にほどこし、洗練された華麗なイスラム建築をつくり上げたのです。アルハンブラ宮殿はイスラム王朝最後の繁栄の象徴であり、イスラム建築の最高峰です。
イスラム芸術や文化に心酔し、そんなアルハンブラ宮殿に憧れた異国の王が、居城の大改築を行いつくり上げたのがセビリアにある「アルカサル」(スペイン語で「王宮」の意)です。アルハンブラ宮殿もアルカサルも世界遺産に登録されているので、訪れたことがある方も多いかもしれません。

 

©️Jebulon
アルハンブラ宮殿

 

 

©️Ronny Siegel
アルハンブラ宮殿内部

 

 

©️Hermann Luyken
アルカサル内部

 

アルハンブラ宮殿や、アルカサルを最高傑作と言わしめる所以である装飾、そのひとつである緻密なモザイクタイルに目を付け、『Tiles』コレクションでは【壁紙】になりました。

 

Alandalus 3000031

 

 

Feria 3000033

 

 

Marbel Chess 3000001

 

 

Zig zag 3000037

 

栄枯盛衰を経ていまなお威厳を示す宮殿。そこで使われているタイルを彷彿させるデザイン。身近に取り入れてみませんか?

 

 

そして、スペイン・バルセロナといえばあの巨匠を思い出さずにはいられません。
あの、未完成の世界遺産「サグラダ・ファミリア」のアントニ・ガウディです。イスラム文化がアンダルシアの地に大きく影響を及ぼしたように、ガウディの作品はいまだにエネルギーを発し、世界中の人々を魅了し続けています。
ガウディとタイル。ガウディも作品にタイルを多用しています。

 

ガウディの初期作品<カサ・ビセンス>。<カサ・ビセンス>はレンガ・タイル工場の社長の住居として建設されました。外観は、イスラム建築とキリスト教建築が融合したムデハル様式の影響を受けており、外部にも内部にもふんだんにタイルが使われています。

©️Michela Shimonchini
Casa Vicens<カサ・ビセンス>

 

そんなタイルのひとつが壁紙に。

Daisy 3000022

 

<カサ・ビセンス>内部にも余すことなく使われています。

©️Pol Viladoms
カサ・ビセンス内部

 

 

バルセロナの中心を走るグラシア通りの歩道に敷き詰められるヘキサゴンのタイル。こちらもガウディのデザインです。

©️TumbleCow

 

そんなデザインも、もちろん壁紙に。

Dragon Flower 3000023

 

 

上記のグラシア通り沿に建つガウディ作品<カサ・バトリョ>。

©️ChristianSchd
Casa Batlló<カサ・バトリョ>

 

<カサ・バトリョ>の造形にはいくつか説があるそうですが、屋根にドラゴンが乗っているという説が有力だそうです。背中を丸めたドラゴンに、屋根の瓦がドラゴンの鱗に見えませんか?
「鱗」という名前がつくデザインの壁紙があります。この
屋根のデザインからインスピレーションを受けたものではないでしょうか。

Scales 3000024

 

ガウディのデザインではありませんが、バルセロナフラワーと言われるバルセロナ市民に愛されるシンボルマーク。こちらのデザインのタイルが20世紀の初めから市内に舗装されているそう。

O様邸 Clover 3000021

 

 

格子窓という名がついたデザイン。イスラム教の影響を感じるデザインをガウディが生きたモデルニスモの解釈で。
※モデルニスモ…バルセロナを中心としたカタルーニャ地方で興ったフランスのアールヌーボーに類似した独自の新しい芸術様式。

Celosia Clay 3000012

 

 

『Tiles』コレクション、その魅力は伝わったでしょうか。全てをご紹介することはできていないので、ぜひこちらからチェックしてみてください。
このブログを書いている私は、アンダルシアもバルセロナも、残念なことにまだ訪れたことがありません。遠い異国の、遠い歴史に思いを馳せ、憧れを抱きながら『Tiles』コレクションから旅を始めたいと思います。
スペインで生まれた素晴らしい装飾が、時空を超えカタチを変えてみなさんのもとへ。その煌めきがずっと続きますように。